お茶とお寿司のいい関係







日本の食文化に欠かせない「寿司」。今や、ニューヨークやパリでも「SUSHI BAR(スシ・バー)」の名前でで親しまれているそうです。
みなさんのお好みのネタはなんですか?あっさりした、白身の鯛や平目。イカやタコもいいですね。やっぱり、トロは人気一番でしょうか?ビールや日本酒と一緒につまめば、ついつい食もすすみます。
ところで、お寿司の〆には熱々のお茶をたのむ方も多いと思います。「へい!あがり、おまちどうさま」の声とともに出されるお茶。大きな湯呑みにたっぷりと出されます。
ところで、「お寿司にお茶」この当たり前の組み合わせに昔のひとの知恵が息づいているのをご存じでしょうか?
今でこそ、真夏でも新鮮な生魚を食べられるのが当たり前ですが、鮮度を保つ技術がなかった昔は生魚を安全に食べるために、わさび・ショウガや酢飯を使って食中毒の危険から身を守ったと思われます。そして、その効果をより高めたのが食後に飲む「あがり」
お茶に含まれるカテキンには強力な殺菌作用があり、もちろん食中毒をおこすいろいろな食中毒菌対しても、その効果を大いに発揮してくれます。カテキンは高温のほうが抽出されやすく、「あがり」がおおきな厚手の湯呑みに熱々で出されるのはこのためです。
食品の保存・輸送の発達した現在では、食中毒のリスクは大いに減りましたが、最近の寿司は、新しいネタも増えその味わいも濃厚で複雑なものも多くなってきています。日本茶の渋みはお口の中をさっぱりさせて、次のネタをよりおいしく味わえます。これからも「お茶とお寿司」のいい関係を応援して下さいね。